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労働問題

9. 配転・出向・転籍

  • 労働者は、使用者の転籍命令(現に勤務する会社との労働契約を終了させて、新たな会社との労働契約を成立させる旨の人事異動命令)を拒否することができますか
【 回答 】
  • 転籍は、労働者に対して、現に勤務していた会社における労働者としての地位を失わせるという重大な効果を及ぼすことから、使用者は、労働者の同意なくして転籍を命ずることはできないと解されています。
    したがって、労働者は、使用者の転籍命令を拒否することができます。
  • なお、労働者が、労働契約上、転籍に同意している場合であっても、事前の同意が包括的なものにすぎない場合(転籍先企業や転籍先企業での労働条件等が明確にされずに同意した場合、例えば労働契約上「使用者は、労働者に転籍を命ずることができる。」とのみ記載されている場合)には転籍命令を拒否できると解されています。