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セクハラ

1. 全般

  • ジェンダー・ハラスメントという言葉を聞きますが、セクハラとジェンダー・ハラスメントとはどういう関係になるのですか
【 回答 】
  • ジェンダー・ハラスメントとは、性に関する固定観念や性別役割分担意識に基づく差別や嫌がらせのことを言います。例えば、女性だけにコピーなどの補助的業務をさせたりお茶くみなどをさせることを言います。
    セクハラの最広義の概念の「相手方の望まない性的な行為」に、ジェンダー・ハラスメントを含める考え方もありますが、女性だけにコピーなどの補助的業務やお茶くみをさせることは性的な言動とは言えないため、ジェンダー・ハラスメントはセクハラから除外すべきであるとする考え方も有力です。
    雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律の通達(平成10年6月11日女発第168号)によれば、「例えば女性労働者のみに『お茶くみ』等を行わせること自体は性的な言動には該当しないが、固定的な性別役割分担意識に係る問題、あるいは配置に係る女性差別の問題としてとらえることが適当である」とし、ジェンダー・ハラスメントをセクハラとは別の問題として捉えています。
    このように、セクハラの概念の中に、ジェンダー・ハラスメントを含めるか否かについて議論があるところでありますが、ジェンダー・ハラスメント自体が女性差別の問題となることも十分にありますし、性に関する固定観念や性別役割分担意識に基づく差別などがセクハラの温床になるとも考えられますので、ジェンダー・ハラスメントについても、セクハラと同様に解消に努力すべきであると考えられます。