契約
9. 契約用語
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契約書に出てくる「債権」と「請求権」はどのように違うのですか
【 回答 】
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債権
「債権」とは特定の人(債権者)が特定の人(債務者)に対して、一定の行為を求めることができる権利をいいます。例えば本の売買契約が売主Aと買主Bとの間であった場合、AはBに対し、その本の引渡を請求する債権をもち、反対にBはAに対し、
代金の支払いを請求する債権をもつことになります。
債権の発生原因としては、上記の例のように契約によるものが中心ですが、契約関係に無い人同士の間でも不法行為などによって損害賠償請求債権が発生する場合があります。
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物権
ところで、法律上、債権と比べられる言葉に物権という言葉があります。物権は所有権に代表されるように、特定の物を直接支配できる権利をいいます。
たとえば、土地の所有権を持つ人は、所有権にもとづいて、その土地を不法に占拠している人に対して土地を明け渡すように請求することができます(所有権にもとづく妨害排除請求権)。この場合、土地を占拠しているのが誰であっても、土地の所有者は全ての不法占拠者に対して土地の明け渡しを求めることができ、特定の人にしか権利を行使できない債権とは対照的な物権の性質であるといわれます。
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請求権
「請求権」とは債権であるか物権であるかを問わず他人の行為を要求する権利をいいます。つまり、債権はもちろん、所有権に基づく妨害排除請求権などのように、物権にもとづいて他人の行為を要求する権利も含む、より広い概念なのです。
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